パチンコをやめよう

パチンコをやめたい私が書いた少ない日記

僕とパチンコ

ぼくは、パチンコを今日でやめることにします。
なぜなら、せっかく貯めれそうなお金もしっかりと消えるからです。
これまでにも、1万は貯めれそうだな、という月の、その1万を使ってしまって、これまでできたはずの貯金を綺麗サッパリ使い切っては来月の給料を待つ、
そしてまた次の月も余りのお金を使って貯金は出来ずカード支払い地獄
という、貧乏人が貧乏人たる生活に身を置いていることに気づいたからです。
これでは貧乏根性が抜けません。
このまま貧乏で暮らすのは、少しばかり癪に障るのです。
周りの友人もそろそろ仕事で地位を固める頃です。
僕一人が貧乏で取り残されてる、なんて考えにおちいる環境に、自ら身を投じていてはいけないとも思うのです。
というか気位だけは一人前でいたいのです。


パチンコは色んなことを教えてくれました。
新しいアニメを知れました。
緋弾のアリアシンフォギアマクロスひぐらしのなく頃に、009、花の慶次、これまでパチンコを打ってなかったら知らなかったアニメの魅力に触れることが出来ました。
それはとてもとても楽しかったです。
アニメの声で応援されたり、手軽に面白いシーンを見れました。
いっけええええー!スカッ
というイラッとするイメージがどうしてもついて回るとはいえ、めっちゃ楽しませてもらいました。
でも、もうだいたい演出のパターンは同じでした。
芸人のネタも、音楽のメロディも、ドラマの構成も、テッパンがあります。
パチンコにハマったとき、僕はそのテッパンを知らなかったのですべてが真新しくて、闇の中を歩いてるようでした。
闇の中から突然カットインという名の化け物が出てきて、かと思ったら赤文字という分かりやすい玩具が現れ、役物が落ちる、という仕掛けに「次は何がくるんだろう!?」とワクワクしていました。
しかし、製作者も、過去のネタを踏襲して作るので、パターンは同じだということに気付かされました。
そうすると、もう演出の楽しさは半減。
お金をかけるということだけの楽しみとなってしまいました。


さて、そういう結果や感想をしたためるならば、僕とパチンコの、歴史を、振り返りましょう。
僕が最初にうったのは、「偽物語」でした。
先輩にパチンコ打ったことない、ということを伝えたら面白がって連れられました。
2年前の冬だったかな?
これまで敬遠してたパチンコは、何から何まで分からず、ドキドキしたけど、先輩がいるから、大人の経験をしてみよう、くらいの軽い気持ちでしたのを覚えています。
(これでハマったらどうしよう)
という心配が裏切られる結果となったのは、すきな偽物語が、わけのわからかいぶつ切りストーリーでどんどんお金は消える(先輩のお金だったが)赤保留なのに外れる、というさんさんたる結果から考えれば当然のことでした。
最後にジャグラーで連続で、1万5千円取り戻したのは、まさにビギナーズラック
先輩に、ジャグラーは100回以内にあたる、とか聞かされても、よく分からない気持ちで「まあこれからジャグラーやることも多分ないしええか」
くらいで終わりました。


そうそう、パチンコ、スロットしてよかったこと、確率のことが実感できました。
1/99. 319.199といった確率を体感で、どれくらいで拾えるかがわかったことです。
パチンコしてなかったら全然分かってなかっただろう。
319でも急に10回転以内に当たる可能性があることも分かったし。


そんなわけでまだパチンコに嫌悪感のあった僕はそれからしばらくパチンコをやらなかった。
しかし、次の年の春頃か、片思いだけど良好な関係だった好きな人から連絡が来ない時がきた。
無性にいらいらして、そのことしか考えられなくなった。
起きたらその人のこと、歩いててもその人のこと、仕事終わっても眠る前も。
完全にノイローゼだった。一生自分はこんなこと考えないといけないのか?
そう思いながら生きていて、まさに異常で不健康な精神状態だった、と今なら言える。
一人で自転車で山に登ったりしてエネルギーを発散してた。
しかし山から降りてもその人のことを考えていた。
人生で初めての経験なので、演技の糧になったと思う。
しかしそのノイローゼから解き放たれたい、一瞬でも忘れたいと思った僕は、趣味を探していた。ゲームをしても本を借りて読んでも何一つおさまらない。
そんなときに自暴自棄で、自堕落に落ちてみたら変わるかも、と思いパチンコ屋に久しぶりに入った。
どこに金を入れるかも忘れていて、椅子に座ってサンドが見当たらず立って、という奇妙な動きをしてた。
座ったのは好きなアニメのシュタインズゲートの台だったと思う。
打ち出した。相変わらずぶつ切りのストーリーだったため、あまり覚えてない。よく分からないまま当たった。
感動する暇もなく当たり、しかし、当たったことなかったのでどうしたらいいのか分からない。玉をぬいてください、という声にパニックになりながら上皿の玉を下に手ですくって入れていた。
多分単発で終わった気がする。
それを換金はしなかった気がするが、なんだか初めて悩みを紛らわせれた気がした。
パチンコを打つ間は何も考えずにすむから、悩みも余計なことも考えずに済む。
そのかわり金はなくなるし、人生を見つめる時間も新しいことを思いつく時間もあの騒音と光にすべて消されてしまう代償はあるが、
ともあれ僕はそこでパチンコにハマった、
ハマったというより、精神安定のために必要な友達となった。
他の人を見ながら、精算機のことや、換金することも知っていった。
初めてカードを持っていき、お金に変えたのはいつだっただろう?
とある女性とデートする約束をする前に、ふと入った天六パチ屋ジャグラーで、時間つぶしに千円入れたらビッグを連チャンして、9千円いきなり手に入れた。
スロットで待たせたことを恥じながらも伝え、色々デート費をその金で払った。
いきなりそんな金が手に入るんだからすごいギャンブルだ、
と感動して、しばらくジャグラーにハマった。
丸い除き穴からランプが光るマイジャグラーが一番のお気に入りで、かなりマイジャグラーには散財した気がする。
最初の方はなぜあんなに簡単に当たっていたのだろう。
そしてなぜ突然当たらなくなるんだろう。
ルールが分かってくると即ヤメが出来なくなる、即ヤメできなくなると稼げない。
だらだらと浪費するようになりながらも、あの光に魅了され、
しばらくスロット中毒、というより
、ゴーゴーランプ中毒だった。
あのランプを見ただけで脳が震えた当時。
東京でも大阪でも、グラフをよく分からないが見て、座って回して、2千円以内にペカらせて、でも負ける、という、ことを繰り返した。
大勝負にも憧れた。
10万勝った、なんて話を聞くと、「自分もそんな経験一度はしてもいいはずだ」
と思い1万円ジャグラーに入れるが一回もペカらない。追加で数千円他の台で回したらペカり、そのコインをさっきまで突っ込んでた台に入れたらペカり連チャン、なんてこともあった。
結局一万の勝ちにもならなかったが。
他の人がハマって捨てた台を1000円以内にペカらせたりなんて思い出も、まあよく覚えてるもんだ。
でも1万でもペカらないことを知ったころから、少しずつジャグラーに興味を失ってきた。
単調なジャグラーのペカりより、パチンコの演出を見たくなってきた。
パチンコはそれまで、最寄り駅の近くの1パチの汚い台ばかりだった。
一番最初にイチパチを打った馴染みあるホールだが、今考えたら、今まで行ったどのホールよりもしょぼいホールだ。
台の上に確率すら書いてないし履歴も全然よく分からない。
初めて他のホールで台の上に確率の紙が貼られてるのを見たとき、「なんて親切なホールだ」
と感心したのを覚えている。それがスタンダードだとも知らずに。
確定申告の還付金の数万円、結局5万くらいだった気もする、をそのイチパチに突っ込んだりした。今考えたら気が狂ってる。
ただ、そこのホールのバイオハザードでイチパチなのに3万くらい勝ったことはあった。
思えば出玉ではそれが最高だった気がする。
これも、ビギナーズラックだ。
ルールがよく分からない初見の台ほどよく当たるのはパチンコあるあるなんだろう。
そんな感じで、僕はパチンコの軽い中毒になった。
友達と遊んでても、「ああ、このあとパチンコ打ちたい」と思ったり、
「今シンフォギア打ちたい」と本気で思ってソワソワしてたりしてた。
なんとなくルールがわかってきて楽しくなってたのだ。
特に保留の色が変わるとことか、保留の形が剣になったりとかがたまらなく興奮する。
それを思い出してた。
だんだんゲームもやらなくなり、友達と遊んだあとはパチンコ
待ち時間はパチンコ、という風になっていった。
彼女との待ち合わせでパチンコが当って待たせたことも3回くらいある。
ゴッドが当たったときは一時間半くらい待たせた。
当然理由はその場で考えてごまかしていた。別にそれがクズだとかそんなことはハナから分かってることだからどうでもいい。
なんせそれくらい楽しかったのだ。
そして僕が一番好きな台と出会った。
ひぐらしのなく頃に」だ。
青いやつ。
確かなんばだったと思う。その時も待ち合わせに余裕があったが持ち合わせには余裕がなかった。
すると「一撃2400玉」のゾーンに初めて足を止めた。
4円パチンコだったが、試しにやってみようと打ったのがひぐらし
これまた、ビギナーズラックで、319にも、かかわらずすんなり当たり。どんな演出かなんてちっとも覚えてない。
ただ、50%の(そうとは思えないが)確変もゲットし、オヤシロボーナス。2400球。計一万円をゲットした。
キャラの個性、落ちてくる大胆なギミックの爽快さ、音楽、雰囲気、レナから逃げる時短の怖さ、全てが僕のどストライクで、
それから先のパチンコ台でこれ以上に楽しかったものは一つもない。
009もスーパー戦隊シンフォギアでさえしょーもなく感じた。
以降新しいホールでひぐらしとシュタゲを見つけたら必ず打っていた気がする。
シュタゲは秋葉原で打ったのが思い出深い。
パチンコにハマりすぎていた真っ只中、ただでさえ金がなかったのにバスを待つ間イチパチでスッて、新たに数千円下ろして全然人のいない4パチで秋葉原でシュタゲならなんか相性良さそうなんて気持ちで打ったら見事に当って1万返ってきた。
この、たまに、ほんとうに必要な時に返ってくる、お金増えることあるからパチンコって面白い。
一気にその月の生活が楽になるのだ。
その金も所詮パチンコに消えることもままあるのだが。
1パチシンフォギアで隣の人が連チャンしてこっちは全然。腹立ってファミマで金おろして4パチでシンフォギアリベンジしたら勝ったときも気持ちよかったなあ。
あとまどかマギカは一回も連チャンしなかった。すごく、腹立つ。
そんな心が動く瞬間がたくさんあったので、あの頃はなかなか楽しい時間だった。金は馬鹿みたいになくなったが。
しかしどれもひぐらしには勝てない。
何度も打つ。意外と相性ってやつが良くて、単発もあったが最後の方は連チャンも結構した。
閉店間際で当って、そのまま会員カード作って続行して2万くらい手に入れたのもいい思い出だ。
明大前のメガガイア。
あそこは本当にいろいろな思い出がある。
新しいひぐらし(赤いやつ)もそこで打って、一瞬で当たったが単発
そのリベンジは大阪のひぐらしでやってまあまあ勝った。
でも青のほうが正直面白い。
晴れたポカポカ陽気の冬にわざわざ歩いてガイアまで行って夜帰っていく時は朝日を無駄遣いした気がしたし、
残り少ない3万くらいを一気に失った時は心から後悔した。
一人で「なんでやねん、なにしとっんねんっ、はぁあああぁあ」と声にならない声を一人上げて駅のホームでつぶやいてた。
にもかかわらずまた負けて、自然と口角が下がるのがもうヤケクソで面白くて自撮りしたりした。
多分これらの経験も演技で生かされることだろう。
ほんと普通に生きててこんなに心が動くことはない。


阿倍野のビーナスギャラリーの3階にあるスロットも思い出深い。
さっきのガイアとここは、僕の大好きなスロット台「リゼロ」を打ちまくった場所だ。
スロットから身を離していていたが、リゼロを試しに打ったところこれがまたハマった。
ビーナスギャラリーで打ったら、好きなシーンがいっぱい出るわ、白鯨もビギナーズラックでポンポン倒せる。初めてだったので倒せるのが当たり前の仕様なのかと思ってたほどだ。
まさかあんな凶悪な無理ゲーだったとはその時は知る由もなかった。
当たったときのレムの可愛いこと可愛いこと。
すっかりレムのトリコになって、化け物語のAタイプにハマりかけていた僕だが、すっかりリゼロに鞍替えした。
押忍!番長3もなかなか面白いが、やっぱり敵を倒して白鯨に挑む、というリゼロの魅力には勝てない。
とはいえここんとこ6回くらい挑戦して白鯨全然倒してない。
花は好き?とか出て興奮してたのは遠い昔。
一度本気で戦おう、と3万握りしめて挑んだ時もあった。1万負けたが、あれが僕の中で一番の大勝負だった。
サンドに一万円入れる時の、そして3枚目を入れるときの手の震えは今も忘れない。
負けすぎるとサンドに入れる手が震えるのは自分で笑える。
あとコインを床に落として拾ったらもうその時点で色んな意味で負けというのも実感する。
もう一回くらい白鯨に勝ちたかった。でもまあこれまでに何回も勝ったからまあええか。
2万6千円勝ってたのに高設定示唆に騙されてそれがそっくりそのまま消えたのもリゼロのいい思い出。
相当引きずったけど。
そんなこんなで、うっすらパチンコにもスロットにも定石があることがわかり、そして勝てない方が圧倒的に多くなった僕は、
新しいホールへ行くようになる。
ちょっと、買い物に来た場所で、どんな台があるのかな?とか
徳島ではパチンコ行かないようにしてたが、フラッと行ってみたり。
(そこで2日連続、花の慶次の1パチで1万ずつ勝って、嫌いだった花の慶次に一気に好感を持ったのも忘れらない。勝ってるときに見る花の慶次のエピソードまじかっこいい)
そこで色んな台に出会う。
犬夜叉は最後のギミック、当たれば簡単に当たる。しかしそれを待つ間、自分でも聞こえるくらい心臓が鳴っているのを感じれた。
羽根物も初めて色々してみてちょっとハマった。
でも開く時間が短すぎて基本腹立つ方が多い。アナログ感はめっちゃ楽しいんだが、、
こうして色んなパチンコ、スロットをしてみたが
すればするほど、全部似てる、そして全部イライラさせてくる。
貞子は全然呪わないし
009はすぐ負ける
ゴジラも探索しても見つからないし
魔法少女は攻撃外しまくるし
地獄少女は紐ひっぱらないし
羽川はおっぱいチケットくれないし


なんかアニメの設定と違ってみんなポンポン負けるしスカッスカッスカッ
来るんかなーと思ったら図柄スカッ!
の繰り返し
よく考えたらイライラしてることのほうが多いことに気づいてきた。
このイライラと当たりの差で脳内麻薬が出て中毒になるらしいが、
やっぱりおちょくられてる感は否めない。


(その点ひぐらしは、もとの話が不幸が繰り返される、から、ハズレの世界観も当たりのレア感もパチンコと相性いい、こっちもスーパー戦隊がポコポコ負けるよりずっと納得して惨劇を受け入れられる、故に好きなのだ)


いろんなホールを回って、そろそろ僕は、自分自身がパチンコに飽きてきてることに気づいた。
冷静に収支表をつけてみることにした。
やめたいと思っていたから。
すると案の定、

  • 5000円が並ぶ

たまに一万円近く勝つこともある。
マリンちゃんのおかげで3000円くらい勝つことあるが、たいてい5000円消えてる。
1パチ、しか打ってないのに一ヶ月で2万くらい負けてる。
普段食費でそれくらい払ってるから食費2倍払ってるわけだ。かなりのアホだ。
そしていつも貯金目標を立てる。
そんな無理な目標じゃない
「まあこれくらいは余って当然やろ」
のこれくらい、がみるみる消える
だってそりゃそうだ
3万余分があったら小躍りするくらい嬉しいが、パチンコの手にかかれば、僕のペースだと6日あれば、消え去る。
1日のお金が7日にはスッカラカン
下手したら2日でスッカラカン
パチンコほど予測の立たない消える金はない
デートなら一回5000円そこらだ。なんだったら相手にも半分出してもらって調整できる。
なのにパチンコやらスロットだとある分使って気づいたらまた通帳から現金をおろしてる。
自分で歯止めが効かなくなってるのは間違いようが無い真実だ。
僕はパチンコで楽しい思い出をたくさん手に入れた。
とても興奮して、面白かった
アニメも知れたし演技の勉強にもなった。
多分一生モノの経験の一つだろう
表現者なら、ギャンブルに狂うことも一つの勉強だ。
恋に狂ったり挫折したりと同じ、人間の大事な経験だ。
しかし、製作、自分との対話をする時にはそれは少し邪魔になるだろう。
脳が考えることをやめてしまう、楽をしてしまうからだ。
新しいことを発見しづらい状態になる。
だから、もうそろそろここらでやめとこうと思う。
だんだん興奮もしなくなってきたし、貯金した余裕のある自分も見てみたい。
その金を他のことに使ってみたい。
ゲームでもいいし旅行でもいい。
そろそろパチンコ店を、元の自分とおなじ、
「関係ない場所」という認識にしていこうと僕は思っている。
人生最後のパチンコで僕は2万負けた。
でもひぐらしが打てて楽しかった。
色んな思い出をありがとう、パチンコ。
多分ひぐらしだけは月に一回くらい打ちたくなるかもしれない。 ひぐらしだけは、月5千円までなら許してもいいかな?
でもそれ以外でぱちんこで貯金を無くすのはやめて、(興奮して使う量を調査できなくなるから)僕とパチンコという楽しかった思い出とは、ここらで幕を閉じさせてもらおうと思う。
さよならパチンコ。

パチンコをやめたい

また打ってしまった。
時間が4時間くらい空いていた。家に戻るのも面倒で、ネットカフェに行くくらいならパチンコでも行ってあわよくば勝てるかも、と思っていた。
今月は給料が多かった。
いつもより5万ほど多かった
これをまるまる貯められる予定だったのに
勝っては負け、負け、負けちょっと勝っては負け
月の一週目がやっと終わろうと言う日に、もう貯めれていたはずの5万は4千円ほどになっていた。
最初に2万負けて
翌々日にまた2万負けて
今日1万が消え去った。
ペカリが見たくてひたすら千円札を入れ続けて
負けを取り戻したくて無駄にほかのスロットやパチンコに1000円ずつ突っ込んでみたり。

「馬鹿な打ち方だなぁ」

なんてことじゃない
打つなんてバカのやることだ
それに気づいてて4時間の使い方が分からず、椅子に座ると気づいたら「千円をもう一回ツッコんだら出るかも」ということしか考えられなくなるのだ。

この5万のうちの3万でゲーム機を買ったら
どこかに温泉旅館にでも行ったら
それでも1.2万余るものを
気づいたらなにもない

貯金は心の余裕だ。
急な入り用があるときだけ無くなるはずのその貯金を
一月でゆっくり消していく
その減り方が自分では何一つ管理できない。
その日の本能と出玉にかけるしかないなんて、自分自身が信じられなくなる。
そして何も考えず打つ時間は脳みその創造的な発想力も自分のユニークさや人間性さえも失う。
終わっちまうのだ。人として終わっちまうのだ。
いつしかそんな自分が嫌いになっていく
自信を失う

未来ない人はそのまま落ちればいい。

僕はホールに行ってみんなの顔を見ていつも思う
この人たちは、みんな、「自分は他の腐った奴らと違う」と心のどこかで思いながら打ってるのだろう。
そして僕もそう思いながら同じ穴のムジナだ。
最低だ。
もう希望も何もあったもんじゃない。
このことからなにか学ぶこともバカらしい。
さよならパチンコ
また会う日まで